やまとなでしこ

やまとなでしこカメレオンおもちゃが意味深だった?

ドラマ「やまとなでしこ」に登場する“カメレオン”のおもちゃですが、ドラマ公式Twitterのアイコンになったことで再び話題になっています。また、「時計の“カメレオン”が欲しい」という桜子ファンもいます。実は、おもちゃと時計の2つの“カメレオン”は、「やまとなでしこ」では意味深なアイテムなんです。この記事では、ドラマ「やまとなでしこ」に登場する“カメレオン”のおもちゃと時計、その意味について迫ってみます!

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やまとなでしこカメレオンおもちゃシーンは?

“カメレオン”は、「やまとなでしこ」第3話“二人きりの夜”で初めて登場します。

主人公・神野桜子(松嶋菜々子さん)は、大病院の御曹司・東十条司(東幹久さん)と婚約。

二人の婚約パーティーで、東十条は桜子に欲しい物を尋ねたところ、桜子の答えは「カメレオン」。

お金大好きでブランド品も好きな桜子は、ロレックスの“カメレオン”という高級腕時計が欲しかったのです。年収8億円の超リッチな東十条は、「カメレオン」と一言聞いただけで、ロレックスの時計のことだと分かりました。

ちなみに、“ロレックス・カメレオン”は、1950年代から1960年代にかけて作られた時計で現在は廃盤となっているビンテージ。裏蓋にベルトを通すための空間があり、ベルトが簡単に交換できる仕様で、好きなベルトの付け替えを気軽に楽しめるデザイン。爬虫類のカメレオンのように様々な色に変化するというのが名前の由来です。

婚約パーティーには、偶然、魚屋の中原欧介(堤真一さん)も居合わせており、無理やり参加させられていました。欧介は、桜子が欲しい物が「カメレオン」と聞いてもピンときません。経済的に苦しい状況の欧介は、ロレックスに“カメレオン”という時計があることなんて知らなかったのです。

その後、欧介の前で桜子は過労で倒れてしまいました。病院へ運ばれた桜子を心配した欧介は、一度は病院から帰ってきますが、再び病院へ。その途中、お店のショーウインドーでおもちゃの“カメレオン”を発見した欧介は、桜子の欲しい物を思い出し、“カメレオン”を購入。病院に着いた欧介は、桜子の手を握って見守っていましたが、夜が明けると東十条がやってきて、追い返されてしまいました。目覚めた桜子は、東十条が一晩中いてくれたと思い込み、さらに東十条からロレックスの“カメレオン”をプレゼントしてもらい大喜び。

退院する桜子は、ベッドの枕元にある茶色の紙袋に気付きます。紙袋からはブリキの“カメレオン”が出てきました。

一瞬、「トカゲ?イモリ?」と戸惑う桜子ですが、「あっ!カメレオン!」と気付き、思わず笑ってしまうのでした。

やまとなでしこカメレオンおもちゃ売ってる?

欧介が桜子に贈った“カメレオン”のブリキのおもちゃは、ドラマの撮影小物として3体だけ制作された大変貴重なもので、残念ながら売られてはいません。

現在は、横浜の“ブリキのおもちゃ博物館”が所蔵しています。館長の北原照久さんがコレクションしたおもちゃとして展示されています。

ちなみに、「やまとなでしこ」ファンの中には、他のブリキの“カメレオン”を購入した方も!

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やまとなでしこカメレオンの意味とは?

ドラマ「やまとなでしこ」に登場する“カメレオン”の意味とは何でしょうか?

ロレックスの時計の方は“富”の象徴ですが、欧介が桜子に贈ったブリキの方は単なる“おもちゃ”でしょうか?

実は、様々な色に変化する爬虫類のカメレオンのように、桜子の心が変化していくことを暗示しています。

桜子と欧介は最初に出会った時、欧介は金持ちの医者だと嘘を付いていました。そんな欧介の嘘を信じていた桜子は、「欧介さんはお金もちだから、子どものころから一度も辛い想いをしたことがないんじゃないですか?貧乏人を幸せにしてくれるのは、お金、お金だけ」と、心よりもお金の方が大事だと言い放ちます。結局、欧介は医者ではなく貧しい魚屋と知った後は、欧介は桜子の眼中から消えました。

しかし、第8話“やさしいウソ”では、“お金よりも大事なもの”を知ってみたくなった桜子は、欧介とのデートを提案。欧介と“超庶民派デート”を楽しんだ桜子は、ちょっとずつ欧介を見直します。

第9話“彼女が泣いた夜”では、婚約者の東十条ファミリーに父親を紹介することになった桜子は、田舎の漁師である父親に“豪華客船の船長”という嘘を付くように強要します。バカバカしてやってられないと父親が拒否したところ、「父親も洋服みたいにTPOに合わせて取り換えられたらいいのに!」と反論。そのやり取りを間近で聞いていた欧介は、なんと、桜子をぶったのです。すぐに桜子も欧介をぶち、欧介は謝罪。それでも欧介は、「このままで最高のお父さんじゃないですか!」と訴え、桜子も父親も喧嘩は止めます。

同じく第9話のラストでは、東十条との結婚にプレッシャーを感じた桜子は泣いてしまいます。そんな桜子に対して、欧介は、「きっと、あなたのつらいことを全部忘れられる日がくるから…必ずくるから!」と励まします。欧介の言葉を聞き、子どもの頃から夢に出てくる王子様を思い出した桜子は、欧介を王子様の姿に重ねます。しかし、「貧乏な私を助けてくれる王子様は、あなたじゃないわ」と桜子を告げます…が、涙を我慢することできず、欧介の胸に顔をうずめるのでした。

そして、東十条との結婚をボイコットしてアメリカにいる欧介の元へやって来た桜子。最終話“いつか王子様が”では、「この“カメレオン”は、わたしにとってたった一つのものでした。これがなかったら、私は一番大切なモノに気付けなかった。これは、お金には代えられないんです」と、桜子は欧介に告白!

“カメレオン”を欧介に返して去って行く桜子でしたが、欧介は桜子に“カメレオン”を放り投げて桜子はキャッチ!「あなたが持っていてください。僕はもう逃げません。あなたが好きです!たとえ明日、あなたの“気が変わった”としても!」両想いのハッピーエンドですが、欧介の告白には、桜子の気持ちが“カメレオン”のように変わることが暗示されていますね!

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やまとなでしこカメレオンおもちゃまとめ

この記事では、ドラマ「やまとなでしこ」に登場する“カメレオン”のおもちゃと時計、その意味について迫ってみました。

東十条が桜子にプレゼントしたロレックスの“カメレオン”は、ビンテージなので数十万円する高級腕時計。

一方、欧介が桜子へ贈った“カメレオン”は、ブリキのおもちゃはプライスレス!ドラマではアンティークという設定で、実際にも非売品で世界にひとつだけ!お金には代えられない大変貴重なもの!

お金が一番大切であった桜子でしたが、“カメレオン”のように心が変わり、お金よりも大切な存在に気付くことができました。

“カメレオン”は、欧米では昔から、熟慮や“賢者”のシンボルと喩えられています。現代でも、“カメレオン”は体の色が大きく変化することから、変化が著しい人物を“カメレオン”に喩えることがあります。日本の魚屋からニューヨークで数学者の道を選んだ欧介は“賢者”で、まさに“カメレオン”ですね!

桜子の気持ちも変わってハッピーエンドの「やまとなでしこ」を、ぜひゆっくり観てみてくださいね!

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