秋ドラマ「ニッポンノワール」。ネットを中心にドラマのシーンや犯人についての考察がされるなど、大きな話題になっていますね。公式サイトにもヒント動画が公開されて、さらに考察合戦に拍車がかかっています。その中には、賀来賢人さん演じる主人公・遊佐清春の後輩刑事、工藤阿須加さん演じる名越時生が怪しい!との声が上がっています。そこでこの記事では、名越時生が真犯人なのか?それとも内通者なのか?これまでの放送話を振り返りながら、考察してみたいと思います。
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ニッポンノワール 名越が怪しい声殺到!
毎週日曜日よる10時から放送中のドラマ「ニッポンノワール」。
これまでに、第1章にあたる第5話までの放送が終了しています。
ある日、警視庁捜査1課班長・碓氷薫(広末涼子)の遺体の隣で目を覚ました主人公の刑事・遊佐清春(賀来賢人)、自身に疑いがかからないように証拠を消しながらその場を離れますが、刑事として薫殺しの操作をすることに。
上司から薫の一人息子・克喜(田野井健)の面倒を押し付けられた清春は、3か月前からの記憶をなくす中、薫殺しの捜査を進めていきます。
捜査が進むと、薫の死には未解決の「十億円強奪事件」が関係していることが判明し、さらに薫はその「十億円強奪事件」に警察関係者が関わっていることを突き止めていたことが分かります。
自分が犯人なのか、それとも嵌められたのか?
清春は誰が敵か味方か分からない警察関係者を相手に、真相を暴いていきます。
物語は、まだまだ謎に包まれていますが、真犯人を示唆しているかのような登場人物の言動も見られます。
SNSでは、井浦新さん演じる才門要や、ボナーロのマスター・深水喜一(笹野高史)を怪しむ声もありますが、中でも工藤阿須加さん演じる名越時生が怪しいとの声も多いです。
そうか、薫さんを愛していた、と言っていた名越はやっぱり怪しい。彼女の為なら悪どい事、なんでもやったんだろうな。#ニッポンノワール
— ミミうさぎ (@shiro_mimiusagi) November 10, 2019
もうこれ名越だろww
絶対名越だろww#ニッポンノワール pic.twitter.com/3hBRuaZJxH— ka★zu@ポケモン剣盾 (@_Kazuki99) November 10, 2019
いや、名越怪しすぎるやろww
江國さん、これから人を殺すかもしれないのに、部下に正直に「遊園地行く」って伝えるかな?
メタ的に言うと、初回で1度裏切って ほぼ容疑者から外れてるって点も、逆に怪しい。
このガスマスク、少なくとも老人や女ではないよね。#ニッポンノワール #名越 #工藤阿須加 pic.twitter.com/CddSzGX7sn
— ka★zu@ポケモン剣盾 (@_Kazuki99) 2019年11月3日
ガスマスクの男は多分、名越だな。
今回、ラストのアクションシーンからエンディング迄で、メインキャラの名越が腹痛という理由で出て来なかったのは怪しい。 #ニッポンノワール— しあわせバター (@operationlove42) 2019年11月3日
名越は確実に味方じゃないな#ニッポンノワール
— ゆ づ き (@yuzu__ponta) 2019年11月12日
特に多いのが、ガスマスク男が名越だという意見です。
それでは、次から名越時生について考察していきたいと思います。
ニッポンノワール名越は嘘つき?
工藤阿須加さん演じる名越時生が怪しいと言われる理由の1つに、名越が嘘をついていることが明らかになっていることがあります。
それは、殺された碓氷薫(広末涼子)のスマートフォンのパスワードを名越が解読したシーンに隠されています。
「来ーたーっ!、薫さんの携帯開きました」
といつものハイテンションで叫ぶ名越は、それまでパスワードがわからず中身を確認できなかった薫のスマートフォンのパスワードを解除したのです。
そのパスワードは、薫の息子・克喜(田野井健)のクラスと出席番号である4年2組5番を合わせた「4205」だったというのです。
しかし、後日、清春が学校の面談に行ったときに、克喜のクラスは4年2組ではなく4年1組で、担任の先生の手元にあった名簿で出席番号は3番だったことが判明。
ますます名越が怪しい
碓氷薫のスマホの暗証番号
克喜の学年クラス出席番号の4205
と言っていたが実際は
4年1組3番#ニッポンノワール pic.twitter.com/i9Q3qc6JkP— ඊ柚音ඊ (@kazuyohyori) 2019年11月12日
つまり、名越は嘘をついていたことになるのです。
名越が清春の本当の味方なら、こんな嘘をつく必要がありません。
名越が嘘をつく必要があったということは、名越は真犯人?もしくは真犯人の仲間?なのではないでしょうか。
ニッポンノワール名越がガスマスク男?
ドラマ「ニッポンノワール」では、毎話のエンディングがとても意味深なのですが、第5話のエンディングは、ガスマスク男がシャドーボクシングしているシーンでした。
本編でも、まだその正体が謎だらけのガスマスク男ですが、機敏な動きや体格が、名越に見えるとの声が多く聞かれます。
#ニッポンノワール
EDのガスマスクの男の動きがなんとなく名越っぽい感じがするなー pic.twitter.com/YpuHDLWgrb— ヤネちゃん (@ponponwb) 2019年11月10日
やっと見たんだけど、エンディングのガスマスクの演舞をずっと見せられたの笑った
あのキレのある動きと自意識過剰な感じは名越か?#ニッポンノワール— あきお (@akk10260401) 2019年11月12日
また、名越を演じている工藤阿須加さんの趣味の1つにキックボクシングがあり、その腕前を自身が日替わりMCを務める朝の情報番組「ZIP!」でも披露したことがあります。
趣味はキックボクシング!
結構ガチ。#ZIP#工藤阿須加 pic.twitter.com/jLwphAvFOS— ✿みう✿ (@reply_hosoi) 2018年10月2日
ガスマスク男の動きも、かなり切れのいい動きなので、やはりガスマスク男は工藤阿須加さん演じる名越の可能性は否定できませんね。
ニッポンノワール名越検証1話のシーンは?
工藤阿須加さん演じる名越は、第1話から、そのぶっとんだキャラクターが炸裂して、一見ただの騒がしくて直情型の単純な人物像に見えますが、よくよく検証してみる、そうではない様子なのです。
今回の一番の評価点としては、工藤阿須加の壊れっぷり。大変良ろしゅう御座いました。 #ニッポンノワール #工藤阿須加 pic.twitter.com/7EuoNzeGsr
— ka★zu@ポケモン剣盾 (@_Kazuki99) October 13, 2019
まず、薫の息子・克喜(田野井健)を連れて薫が亡くなっていた山小屋にやってきた遊佐清春(賀来賢人)を襲って殺そうとした件。
名越は、あえなく返り討ちにあってしまうのですが、そのときに名越は
「俺は薫さんが好きだった。なのにアンタが殺した」
「アンタをパックたところで俺の怒りはおさまらない。だからアンタを殺すことにしたんだよ!!!」
と言っていました。
また、記憶喪失なり薫の記憶をなくした清春に、薫について説明する際に、名越はこれまで自分が撮りためていた(隠し撮り)画像を清春に見せます。
しかし、これらすべて、嘘っぽいのです。
薫を好きだから、盗撮していたように見せかけて、薫やその近辺の情報を集めていたように思えるのです。
さらに、清春に「仲間になれ」と言われたときには、「先輩(清春)を信じろっていうんですか?」と声を荒げるシーンがありました。
この言葉の裏返しは、清春を“信じていない”、ということですよね。

ニッポンノワール名越検証2話のシーンは?
第2話では、薫の死が未解決の「10億円強奪事件」と関係がある可能性が浮上、捜査一課長の南武(北村一輝)が清春ら碓氷班に「10億円強奪事件」の再捜査を指示します。
しかし、清春は単独で捜査を進め、同じ碓氷班の江國(杉本哲太)がチームを信用していないことに怒り、清春もまた警察内部に黒幕がいると話し、一触即発に。
そのときに、名越が、江國は妻の手術費用の工面に窮していること、高砂も株の投資に失敗して借金があること、を指摘し、10億円に目がくらむ理由があるといいます。
なぜ、名越は班員のプライベートな事情にまで詳しいのでしょうか?
普段は空気が読めないお祭りキャラなのに、不思議ですよね。
やはり名越は、薫の取り巻くすべての情報を収集していたのではないでしょうか?

ニッポンノワール名越検証3話のシーンは?
本城を脅していたのが、実は才門要(井浦新)だったことも、第2話の最後でわかりました。
そして第3話では、本城(篠井英介)が10億円強奪事件と碓氷警部殺害事件の犯人とされたことに、捜査一課長の南武(北村一輝)が反発し、再捜査チームを立ち上げます。
捜査を進めていく中、10億円強奪事件の犯人グループの相撃ち映像は、実は宝来撮影所で撮影されたフェイク動画だったことが判明したり、その撮影所の社長はかつて「ガルムフェニックス」のスーツアクターをしていたファイター田中(前川泰之)で、薫の息子・克喜(田野井健)もガルムフェニックスが好きでキーホルダーを持っていることがわかったり、とドラマ「3年A組」との繋がりが随所にみられる構成になっています。
そんな第3話では、名越は普段通りの“パリピ”でした。

ニッポンノワール名越検証4話のシーンは?
第4話での名越の言動で特筆すべきなのは、前でも触れた、薫のスマートフォンのパスワードを解除したことです。
しかし、実はこのパスワード、息子・克喜のクラスと出席番号クラスと出席番号4年2組5番を合わせた「4205」と言っていたのに、実際のクラスは4年1組3番と違いました。
後に、学校に面談に行った清春が、名越の話と実際のクラスが違うことに気付いたようなシーンがありました。
また、南武が克喜と遊園地に行った際、清春に「にじまち遊園地」と場所を正しく伝えたのは名越ですが、なぜ名越はそのことを知っていたのでしょうか。
もしかすると、南武の部屋につけられていた盗聴器で知ったのかもしれません。
また、南武や後から駆け付けた清春らが、遊園地でガスマスク男に狙われていた頃、名越はお腹を壊し、早退しようかと思っているといっていました。
お腹を壊していたのは口実で、じつは早退してガスマスク男となって遊園地に駆け付けていたのでは?との可能性も考えられます。

ニッポンノワール名越検証5話のシーンは?
第5話は、いよいよ第1章の締めくくりの回となります。
謎の組織「ニッポンノワール」が、少しずつ姿を現してくるのですが、第5話でカギになるのが、ガスマスク男です。
前でも触れたように、第5話のエンディングに登場したガスマスク男が、名越に見える?名越なのでは?!とのSNSの評判です。
たしかに、検証したように、名越を演じる工藤阿須加さんはキックボクシングを趣味としていて、ジム通いもしていますし、もともと身体能力が高く、テニスではプロを目指していたほどスポーツを得意としているので、あれだけキレがある動きができるのも納得です。
今日のzipの工藤阿須加さんに惚れた
普通に強い
確か関東か東京でベスト4#ZIP #工藤阿須賀 #テニス pic.twitter.com/Y7k4ts7gH3— Rafa (@rafa_tennis0406) May 1, 2019
そうなると、名越は「ニッポンノワール」の関係者で、警察の情報を得るために動く兵隊、内通者的存在の可能性が強まります。
ただし、第5話内の名越は、警察に連行された現ベルムズリーダーの陣内(落合モトキ)を奪還するために、警察に乗り込んできたベルムズメンバーを、いつものハイテンションで迎えうっていました。
ベルムズは、ニッポンノワールにいいように利用されているだけで、名越はその現場の状況を把握し、のちに報告する役割だったのかもしれません。

ニッポンノワール 名越が真犯人?まとめ
この記事では、工藤阿須加さん演じる名越時生が真犯人なのか?各話の名越の言動から検証してみました。
一見、単なる“パリピ”な直情型のお調子者に思えるキャラクターの名越も、実は嘘をついていたいり、謎の動きをしていましたね。
“パリピ”は、これらの言動をカモフラージュするためのキャラ設定なのかもしれません。
また、ガスマスク男の最有力候補でもある名越は、「ニッポンノワール」との関わりも強く疑われますが、まだハッキリはわかりません。
もしかしたら真犯人ではなく内通者の可能性もありますし、今後も目が離させない人物であることは間違いなさそうです。
どこから得てきたのか分からない情報をポロっと口にする名越、今後の放送では名越のセリフにも注目です!