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麒麟がくる、なぜタイトルに?込められた3つの意味!

2020年のNHK大河ドラマは、戦国武将・明智光秀を描いた「麒麟がくる」に決定しましたね。主演は長谷川博己さん、他にも続々とキャストが発表されています。ところで、タイトルの「麒麟がくる」とはどういう意味なのでしょうか?何か明智光秀と関係があるのでしょうか。そこでこの記事では、大河ドラマ「麒麟がくる」のタイトルの意味や、「麒麟」と明智光秀、織田信長との関係について調べてみました!

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麒麟がくるという言葉の意味は?

2020年の大河ドラマは、主演の長谷川博己さんが戦国武将・明智光秀を演じる「麒麟がくる」です。

この「麒麟」は“きりん”と読みます。

が、ここでいう「麒麟」は、動物園にいるあの首の長い「キリン」とは違います。

【麒麟】
中国の想像上の動物。聖人が出現する前兆として現れるといわれた。体形は鹿、蹄(ひづめ)は馬、尾は牛に似て、頭に1本の角があり、全身から5色の光を放つという。一説に、麒は雄、麟は雌という。一角獣。

引用:コトバンク(デジタル大辞泉) https://kotobank.jp/word/麒麟-480476

「麒麟」は中国の神話に出てくる、想像上の動物なんですね。

ビールでお馴染みのキリンホールディングスのビール缶に描かれている、あの馬みたいな動物が、「麒麟」です。

この想像上の動物「麒麟」は、性格は温厚で、「麒麟」がいるところには必ず良いことが起こると言い伝えられているそうです。

また、「麒麟」は“おめでたい”ことの象徴で、権力や富、太平、長寿の象徴でもあります。

タイトルの「麒麟がくる」とは、その時の王、本作では戦国時代が描かれるので、その時に世を治める武将、が、「麒麟がくる」ような、人々を苦しみから救う、仁のある政治を行うことを表しています。

明智光秀や織田信長の麒麟の関係!

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」で描かれる明智光秀は、主君・織田信長に謀反を起こす裏切者としてよく知られていますが、なぜその明智光秀を描くドラマタイトルに、富や権力など、“縁起物”の象徴である「麒麟」が用いられているのでしょうか。

富や権力とのことならば、むしろ、天下統一を果たした織田信長の方がふさわしい気もします。

では、なぜ?

ここではそんな謎にせまってみたいと思います。

麒麟児?

「麒麟」という言葉を調べると、上で紹介したように、中国の神話に出てくる想像上の動物と説明があります。

さらに他の意味に、「才能に傑出した人」とあり、同時に「麒麟児」という言葉も記されています。

「麒麟児」とは

将来素晴らしい大物になると期待される少年。特にすぐれた才能をもつ少年。神童。

引用:大辞林第3版

本作「麒麟がくる」では、これまであまり語られることがなく、史料にもほとんど残っていない光秀の若かりし頃からの生涯が描かれます。

勇猛果敢かつ理知的な天才・明智光秀の若かりし頃、それこそ「麒麟児」と言えるのではないでしょうか。

織田信長の花押

花押(かおう)とは、署名の代わりに使用される記号・符号をいい、日本では平安時代中期(10世紀ごろ)から使用され始め、江戸時代まで盛んに用いられました。

戦国時代には、手紙などの最後にサインのように使われていたのですが、この花押に織田信長は「麒麟」の「麟」の字を象ったものを用いていたといわれています。

「麒麟」は、前でも触れたように、“王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣”と言われています。

また、小牧市観光協会では、信長の「麟」の花押について以下のように説明しています。

麒麟の城(信長花押)

戦国時代、手紙の最後のサインとして使われていた花押(かおう)
信長は、中国で“世が平和になった時に現れる伝説上の獣”とされていた麒麟の「麟」の字を象ったものを使っていた。
この花押から、信長が何を目指し何のために戦おうとしていたかが伝わってくる。
使われていたのは、小牧山城在城時代と岐阜城時代のはじめ。
それにより、小牧山城は「麒麟の城」とも呼ばれる

引用:小牧市観光協会 https://www.komaki-kanko.jp/komakiyama1563/kirin

この「麒麟」の「麟」の字を象った花押を使っていた信長は

「自分の手で、仁のある政治を行う」

と、自らが全国を統治し、仁をもって治めていくという強い意思を表すとともに、その思いを内外に発信していたのではないかと言われています。

麒麟がくる、タイトルに込めた意味とは?

これまで、大河ドラマのタイトルといえば、主人公の名前が由来したものがほとんどでしたが、今回は戦国武将・明智光秀を題材にしながら、そのタイトルは「麒麟がくる」となっています。

この「麒麟がくる」というタイトルに込められた意味とはどんなものなのでしょうか。

前でも触れましたが、「麒麟」は中国の神話に出てくる想像上の動物で、王が仁のある政治を行う時に頭上に現れるといわれています。

その性格は穏やかで、殺生を嫌う心優しい霊獣として伝えられています。

一方、明智光秀は、これまで、主君・織田信長を裏切り謀反を起こしたことから、あまり良い人物でないように思われていますが、光秀が統治していた地域では、百姓たちに慕われ、人徳のある人物だったと伝えられています。

また、最近の研究では、光秀は勇敢で家族思い、教養もあり、かなりの智将だったといわれています。

この光秀像から、「本能寺の変は」、信長への恨みで起こされたものではなく、世の中を変えるために考えた結果、起こしたものなのではないかとの見方もされています。

このように、、歴史でよく裏切者、などと言われている明智光秀は、他方では、勇猛で人徳のある智将と評価されていました。

「麒麟がくる」の公式サイトにも、

王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣、麒麟。
応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか…
そして、麒麟はいつ、来るのか?

引用:「麒麟がくる」公式サイト http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=14251

とあります。

タイトル「麒麟がくる」は、世を立て直し、民を上や戦乱の苦しみから解放する、仁のある政治を行う人物が出現するとの意味が込められていると考えられます。

その人物こそ、主人公である明智光秀なのでしょう。

「麒麟がくる」のは、いつ、そしてどのように描かれるのか?!楽しみですね。

麒麟がくるなぜ明智光秀なのかまとめ

この記事では、2020年放送開始のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」のタイトルの意味や、明智光秀や織田信長との関係について調べてみました。

「麒麟」とは、中国の神話に出てくる想像上の霊獣で、王が仁のある政治を行う時に頭上に現れると伝えられています。

大河ドラマ「麒麟がくる」では、これまであまり描かれてこなかった、明智光秀の青年期から描かれます。

最近では、勇猛で智将であり、統治地域の百姓に慕われる人徳者であったことが知られ始めた明智光秀。

光秀の頭上に「麒麟がくる」のでしょうか?それとも・・・?!

2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」は2020年1月から放送スタートです。