花芯

8月6日(土)テアトル新宿他全国公開

発表当時、著者に「子宮作家」のレッテルが貼られ以後、長く文壇的沈黙を余儀なくされた瀬戸内寂聴原作 主演・村川絵梨で初の映画化! 原作:『花芯』瀬戸内寂聴著(講談社文庫刊)

監督:安藤尋 脚本:黒沢久子 
出演:村川絵梨、林遣都、安藤政信 /毬谷友子
配給:クロックワークス 製作:東映ビデオ、クロックワークス
2016年/日本/95分/ビスタサイズ/DCP5.1ch/R15
(C)2016「花芯」製作委員会

スタッフ


1965年6月13日東京都出身。93年に成人映画で監督デビュー。03年魚喃キリコ原作『blue』では、主演の市川実日子が第24回モスクワ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。2014年『海を感じる時』では第44回ロッテルダム国際映画祭スペクトラム部門に正式出品された。

『pierce ピアス LOVE&HATE』(97)
『ココロとカラダ』(04) 
オムニバス映画『ZOO』(05)
『僕は妹に恋をする』(07)

園子という役は演じることの大変難しい役でした。彼女は「愛」という社会的な感情で心を満たすのではなく、「恋」という反社会的な狂気に身も心も捧げてゆく女性です。この役を演じる女優は、女性としての意志の強さと刹那的な儚さを体現できなくてはなりません。村川絵梨さんはそんな、女性としての意志の強さと儚さを兼ね備えた、稀有な女優だと思います。彼女は凛とした芯の強さと、その中にも繊細に揺れ動く儚い感情があることを表現できます。彼女と仕事をしたいと思いつつもなかなか実現できずにいましたが、今回の『花芯』でやっと念願が叶いました。そして現場での村川さんは見事に園子その人でした。そして、肉体的にも精神的にもとても困難を伴うこの役に、臆する事なく挑戦してくれました。村川さんが演じることによって、園子の「恋」が単なる狂気ではなく、人が人を恋する上でそれは深い悲しみでもあるということが表現出来たのではないかと思います。

安藤尋監督とは『blue』(03)『ココロとカラダ』(04)『僕は妹に恋をする』(07)『海を感じる時』(14)ほか数作品で組んでいる。

『この窓は君のもの』(95)
『avec mon mari アベック モン マリ』(99)
『どこまでもいこう』(99)
『とらばいゆ』(01)
『ギプス』(01)『ヴァイブレータ』(03)
『約三十の嘘』(04)
『NANA』(05)
『やわらかい生活』(05)
『M』(07)


福島県出身。ローカル局でアナウンサーを経験後、カナダに渡る。帰国後、脚本家の仕事に興味を持ち、荒井晴彦氏の助手として脚本家活動をスタートする。

『素敵な夜、ボクにください』(07)
『キャタピラー』(10)
『海燕ホテル・ブルー』(12)
『きいろいゾウ』(12)
『四十九日のレシピ』(13)
『海のふた』(15)